からだ・こころ・暮らしなど
それぞれの「あるある」や「お悩み」について、
今日も大人女子たちが語ります。

今回のテーマ

頭痛に悩む、
わたしたち

「また頭痛…」「今日はなんとか乗り切れるかな」そんなふうに、日常の中で頭痛と付き合っている人は少なくありません。でも、痛みのつらさや不安って、なかなか人に理解してもらいづらいもの。今回は、長年頭痛に悩まされている3人の大人女子に、「頭痛歴」や「日々の対策」について語ってもらいました。

語る大人女子たち

  • スタッフA

    小学生の頃から頭痛持ち。低気圧や季節の変わり目で不調が出やすく、アプリで不調の傾向を記録・確認しながらセルフケアに取り組んでいる。
  • スタッフB

    10代の頃から頭痛が気になっている。うっすらとした痛みや違和感を含め、1年中もやもや。鎮痛剤を服用しながら、痛みと付き合っている。
  • スタッフC

    小学生の頃から頭痛があり、成長するにつれて悪化。天気に左右されやすく、「片頭痛」と「緊張型頭痛」の両方に悩んでいる。

 

わたしたちの頭痛歴。

 

スタッフC:小学生の頃から頭痛があるのが当たり前で、成長するにつれて少しずつひどくなっていきました。社会人になってから、頭痛で病院を受診したら「片頭痛」と「緊張型頭痛」の両方を持っているって言われました。

スタッフA:両方‥!それはつらいですね。
私もCさんと同じく、小学生の頃から頭痛持ちです。以前、別の体調不良で脳のMRIを撮ったことがあるのですが、特に異常は見つからず「脳の血管すごくきれいです」ってむしろ褒められました‥(笑)
この頭痛は命にかかわるようなものではないのだと安心したものの、その時は頭痛に関してはっきりとした診断を受けたわけではないので、今はもっと専門的に頭痛を診てもらえる「頭痛外来」の受診を検討中です。

スタッフB:私は病院で診察を受けたわけではないのですが、おそらく遺伝性の片頭痛持ちです。
子供の頃、母が頭痛で寝込んでいるのをよく見ていて、今は自分がその状態。頭痛は10代の頃からあって、毎日もやもや‥すっきりしてる日って1日もないかも。

スタッフA:わかります~。
ただでさえすっきりしていないのに、デスクワークで目を酷使したり、肩・首が凝り固まったり‥頭痛が出やすい状態を自分でどんどん積み上げてる気がする。

スタッフB:本当にその通りです。仕事を休むほどでもない痛みがほとんどですが、気持ちは前向きにはなれません。

スタッフC:デスクワークのほかにも、天気や気圧の影響で頭痛が起こることはないですか?

天気に左右される頭痛。

 

スタッフC私は天気の変化で頭痛が起こることがほとんどです。
明日雨が降るってなったら、頭がズキンズキンし始めます。天気予報を見なくても天気が分かってしまうんです(笑)

スタッフB:それすごい!

スタッフC雨の日だけに頭痛が出るというよりも、雨が降った翌日に晴れても痛くなるんです。
とにかく天気の変化によって起こるので、逆にずっと雨の日が続くようなときはそんなにつらくないかも。

スタッフA:そういうパターンもあるんですね!
私は気圧が下がるときがすごくつらい。上がるときは大丈夫なんですけど、気圧が下がるタイミングで全身のだるさがあって、なかでも頭がすごく痛くなる。

スタッフB:低気圧つらいですよね‥。私は、雨の日が特に頭が痛くなります。
頭痛に加えて、雨でどんよりしていると「嫌だなあ、起きられないなあ」で半日潰れちゃうこともあります。

スタッフA天気とか気圧とか、気象が変化したときに起こる不調を「気象病」って言うんですけど、私たち3人とも気象病かもしれないね。

スタッフC気象病、女性に多いって聞いたことあります。最近テレビとかでも取り上げられていますよね。

スタッフA:そうそう、テレビやSNSを通して「気象病」を知る人も増えた気がします。
職場でも「今日気圧低いけど、大丈夫ですか?」って気にかけてくださる方がいてとってもありがたいです。

頭痛とうまく付き合っていくために取り入れていること。

 

スタッフA:私は気象病の自覚があるので、自分がどんなときに不調が出やすいのかを知ることが一番の対策かなって思っています。天気や気圧がその基準だと分かりやすいし!

スタッフBスタッフC:たしかに!

スタッフAそれで愛用しているのが、気圧の変化を教えてくれて、頭痛とか体調不良の予測ができるアプリ。記録もできるので、自分の傾向が分かりやすいですよ。

スタッフB:とっても便利ですね!私も早速入れてみます。

スタッフA:おすすめです~!傾向が分かってくると、前もって備えることもできるし、“今日は気圧が低いから調子が悪くても仕方がない”って思えるだけで、気持ちもちょっと楽になります。

スタッフB私は薬で痛みを鎮めようとしてしまっていて、週に1~2回は鎮痛剤を飲んでしまいます。良くないのは分かっているのですが、痛みに勝てなくて‥

スタッフA:薬に頼りたくなっちゃう気持ち分かります。
私も以前はすぐに鎮痛剤を飲んでいたのですが、最近は量を減らすことを心がけています。

合谷:手の甲の側、親指と人差し指の骨が交わる手前、人差し指側にあるツボ

スタッフC:私は月経困難症でピルを飲んでいるので、頭痛薬が併用できなくて‥。
古典的ですがツボ押しをするようにしています。特におすすめなのが、「合谷(ごうこく)」です。気休め程度ではありますが、予兆があるときや仕事の合間にぐりぐり押しています。

スタッフA:私も合谷は良く押してます!あと耳まわりのマッサージも。
ツボ押しやマッサージの時、ナリンのオイルを何滴か手のひらや指先につけてすると香りも相まってスッキリしますよ~!

スタッフB:耳のマッサージ良いって聞きます!
耳でいうと、少し前から流行っている”耳つぼジュエリー”、この前やってみました。これも本当に気休め程度なんですが‥。何か変化があるといいなぁと願っています。

スタッフC:マッサージ以外でいうと、片頭痛のときは「冷やす」緊張型頭痛のときは「温める」が良いっていわれていますよね。

スタッフB:頭痛の種類によってケアの方法も違うんですね‥!
だったら余計に自分の頭痛タイプがどっちなのか、知っておくべきですね。

スタッフC:真逆の方法なので、頭痛タイプを知っておくのは本当に大切だと思います。
私は片頭痛のときも緊張型頭痛のときもあるので、痛み方や症状で判断してます。hinnaのネックピローは「温」でも「冷」でも使えるのですごく便利ですよ!

スタッフAこういうちょっとしたセルフケアで薬に頼る回数が減るなら、それが一番望ましいですね。

画像左から:hinna(ヒンナ) ぬくぬく温熱 ネックピロー、nahrin(ナリン)ハーブオイル33+7

スタッフC頭痛で受診した時に言われたのが「自律神経を整えること」。自律神経が乱れていると頭痛を引き起こすことがあるみたいなので、食事や入浴、睡眠など普段の生活から整えていくことが大事なんだなあと感じています。

スタッフB:確かにそれはあるかもしれませんね。
頭痛とは関係なく、3年前くらいから健康のためにウォーキングを始めたのですが、なんとなく以前よりもモヤモヤすることが減った気がしています!知らず知らずのうちに、自律神経のバランスが整えられていたのかも。

スタッフC:過去の座談会にもよく登場している「自律神経」は、やっぱり大人女子のキーポイントですね。

スタッフA頭痛が急になくなることはないと思うし、これからも頭痛とうまく付き合っていくためにも、自律神経を整えること、そして無理をしないことが大切ですね。

3人は、頭痛に悩むお互いのリアルな声を通して、日々の不調との向き合い方や、小さなセルフケアの積み重ねが少しずつ心と体を楽にしていることを改めて感じられたようです。
頭痛と完全に縁を切るのは難しくても、自分の体のリズムや傾向を知り、それぞれに合った対策をしていくことは、きっとこれからの安心につながっていくはずです。

「今日は調子が悪くても仕方ない」と受け入れることも、立派なセルフケアのひとつ。無理せず、自分をいたわる時間を大切にしながら、頭痛と上手に付き合っていけたらいいですね。

文:サンテラボ編集部

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