からだ・こころ・暮らしなど
それぞれの「あるある」や「お悩み」について、
今日も大人女子たちが語ります。

今回のテーマ

眠れない、
わたしたち

人生の約3分の1を費やすといわれている「睡眠」。しかし、現代社会では「眠れない」と感じている人も少なくないようです。今回は、そんな眠れない夜を過ごす3人に日々の悩みや実践している対策について語ってもらいました。

語る大人女子たち

  • スタッフA

    50歳。更年期を迎え、睡眠の質が低下。元々ロングスリーパーなのでしっかり眠りたいが、何度も目が覚めてしまうことに悩んでいる。良い眠りのために、さまざまな方法を実践中。
  • スタッフB

    40代。入眠がうまくいかず、朝方まで眠れない日も。最近寝具を変えたことで、眠りの質がやや向上したが朝まで連続して眠れることは珍しい。夜は特に体が冷えないように意識している。
  • スタッフC

    20代。学生時代から睡眠薬を飲むほど不眠の症状に悩んでいる。何度も目が覚めたり、金縛りが起こるなど眠りが浅い。10代の頃のようによく眠れるよう、生活リズムには人一倍気をつけている。

 

眠りたいのに、眠れない。

 

スタッフB:朝まで一度も目が覚めずに眠れることがほぼほぼ無いです。途中で目が覚めずに眠れた日なんてガッツポーズですよ(笑)夜スッと眠りに入って気が付いたら朝だった!なんてことは本当に珍しい。

スタッフAスタッフC:わかります~

スタッフBわたしの場合は入眠がうまくいくか いかないかで眠りが決まる気がしています。
いつも子どもと夫、家族4人で並んで寝ているんですけど寝息や歯ぎしりが1度気になると神経が立ってしまって、お風呂場の換気扇の音とかちょっとした物音も気になっちゃってなかなか眠りに入れないし、そういう時は深く眠れている感じがしないです。

スタッフA:わたしはもともとすごく眠れるタイプで、Bさんと違って入眠は良い方。目を瞑ったら5分くらいで眠れるから、最初から寝られないみたいなことはないです。
だけど起きる。トイレに行きたいからとかではなく、ただただ目が覚めます。
ふわっと起きて、またふわっと寝て…の繰り返し。ずっと夢を見ている感覚です。

スタッフC:夢を見ているってことは眠りが浅いんですね。

スタッフA:そうそう。ここ1,2年くらいで起きるようになって、同じ頃に髪とか肌とか体の変化も気になっていたから婦人科でホルモン値を調べてもらったの。そしたら閉経レベルまで下がっていて。「不眠」も更年期の代表的な症状のひとつって言われているし、わたしの睡眠の質が低下したのもそれが原因なのかなって思います。

スタッフC:ホルモンと睡眠、関係が深そうですね…。
わたしは入眠までにも時間がかかるし、寝てからも1時間に1回くらい目が覚めます。よく寝たって思っても30分しか経っていないこともよくあります。

スタッフB:Cさんは本格的な不眠症だよね。

スタッフC:病院も受診していて睡眠薬も飲んでいるんですけど、Bさんと同じく寝ようと思っても周りの音が気になったり、頭の中でぐるぐる考え事をしてしまったりなかなか寝付けないんですよね。そんな「寝れていない」ことへのストレスと「今日は寝ないと」というプレッシャーでさらに眠れなくなるという悪循環。

スタッフA:わあ、それは辛いね…。

眠れなかった次の日は…

 

スタッフB:ちゃんと眠れなかったときって、次の日が本当にしんどいんですよね。 体力的にも気持ち的にも。眠れていない=脳が休まっていないから日中の集中力がもたないし、なんか頭がすっきりしていない感じ。

スタッフC:わかります。学生のころから不眠の症状があったんですけど、その頃は眠れていなくても体力的には大丈夫でした。でも、社会人になって週5で働くようになってからは、1日眠れていないだけで次の日のパフォーマンスが全然違います。何をするにもやる気がおきませんし…

スタッフA:日中眠くなるというよりは、思考停止する感じですよね。
あとは、顔にも顕著に表れますね。眠れた日と眠れていない日の差は圧倒的!顔色も肌のハリも目の下のクマも。若い頃よりも、今の方がその差をすごく感じます。

スタッフC:わたしも既に感じています。眠れなかった日ってなんか冴えない…。逆に、眠れた日は化粧のりが良くて気分も上がります。

スタッフB睡眠って休息とかその日の疲れを取るっていうのはもちろんだけど、次の日を左右するから本当に大事ですよね。

眠りのための、ルーティン。

 

スタッフB寝る90分前にお風呂に入るのが良いって聞いたことがあるから、それは意識しています。お気に入りのナリンのバスオイルを入れて、30分くらいじっくり温まる。そのまま体を冷やさずに過ごして、布団に入ることが出来ればわりとよく寝始められるなって最近感じています。

スタッフA:お湯にちゃんと浸かると眠りの質が上がりますよね。わたしが愛用しているアムリターラのバスソルトは、温まり方が格段に違います。クセになる!おすすめです。

スタッフC:わたしもバスソルトとか使ってしっかり浸かっています!
あとは寝る時間と起きる時間を一定にすることを意識しています。休日でもダラダラ過ごさないようにして時間になったらベッドに行く。「ベッドは寝る場所」っていうのを体にインプットさせています。

スタッフA:意識付け大事ですよね。
わたしは寝る前にはちみつをティースプーン1杯食べています。以前「更年期 眠り」で調べたら、寝る前にはちみつを食べると睡眠中の低血糖を防げて眠りの質が良くなるって記事を見つけて、実践しています。
あとは、朝起きたら必ず朝日を浴びています。ゴミ捨てに行くついでに公園で歩いたり、カーテンを開けてただぼーっと日を浴びたり。朝日を浴びることで、睡眠ホルモン「メラトニン」の原料になる「セロトニン」が分泌されるそうです。

スタッフC:不眠にすごく悩んでいた時に調べたら、「日光を浴びる」っていうのは必ず出てきていました。わたしも意識してみます!

スタッフAいい睡眠を取ろうと思うと寝る前の行動を意識しがちだけど、朝、太陽の光を浴びることも夜のいい睡眠に繋がっているなって感じています。

スタッフB:すごく説得力あります…!防寒でカーテン閉め切っていたので、まずはカーテン開けて日光をとりいれる習慣つけます!

スタッフA逆にこれはしないように気をつけていることでいうと、スマホ。
コロナ禍の時、韓ドラにはまって見出したら止まらなくなっちゃって(笑)寝ながらずっと見てたんですけど、その経験があって「スマホ見てたら寝れないな」って改めて思ったんです。

スタッフBスタッフC:あははは~たしかに~

スタッフA今では寝る前に触らないのはもちろん、なんとなくスマホの電磁波が気になるから寝ている間は電源を切るか機内モードにしてます

スタッフC:夜中目覚めた時に「何時かな?」ってスマホ触るだけでも目冴えちゃいますよね。そこからSNSとかも見てしまって…

スタッフB:わたしもスマホは気をつけてはいるんだけど、ついつい触っちゃうんだよね…。
あとは、夜はコーヒー絶対に飲まない!カフェインとると、もう眠れない。朝まで眠れないくらい目が冴えちゃう。だから夜にケーキとか甘いものを食べてコーヒーが飲みたくなっても、我慢しています。

体も心も良いコンディションで。

 

スタッフC:カフェイン摂りすぎると体の冷えにも繋がりますしね。体が冷えていると本当に眠れないので、わたしは温めることも大切にしています。お風呂上りにはhinnaのかかとモイストパック ソックスを履いて、手は寝る直前までシルクのハンドケア保湿手袋を着けています。温まると眠くなりやすいので、特に手や足など末端を温めることを意識しています!

スタッフB:わたしもお風呂上りにはかかとモイストを履いてます。わたしは靴下よりも蒸れが気にならないカバータイプを愛用中!履き口がやわらかくて幅広だから寝ている間も締め付け感が気にならないです。それを履いて、寝る直前まで足だけコタツで温めて、体がポカポカして眠くなったところで布団に入るとわりとすぐに寝付ける気がしています。

スタッフA:温めるの大事ですよね~!わたしはさっき紹介したアムリターラのバスソルトみたいに体がしっかり温まる入浴剤を選ぶようにしています。
お風呂上りにはローズの香りがするお気に入りのオイルを体と髪に塗ります。寝るときもふんわりと心地よく香って癒されます。

スタッフA:あとこれはおすすめ方法なんですけど、夜、その日感じたことをノートに書いています。
日記ではなく、モヤっとやイラっとしたこと、嬉しかったことなど感情が動いたこと見てあげる感じ。特にマイナスな感情はちゃんと書いてみてあげると心が落ち着くので、それだけでも良い眠りにつながる気がしています。

スタッフB:へ~!すごくいいですね!わたしもマイノート買ってみようかな。

スタッフC:誰かに話すと愚痴になっちゃうようなことも自分の中で消化できたらストレスも罪悪感も減って気持ちよく眠りにつけそうです!

眠れないことの辛さが分かると同時に、睡眠が心身の健康にいかに大切かということが分かった今回の座談会。

眠れない悩みを持つ3人が気をつけていることや意識して行っていることは、普段 “眠れている” と感じている人にとっても参考になりそうな情報でしたね。

体も心もリラックスして、皆さんにぐっすり眠れる夜が訪れることを祈っています…

文:サンテラボ編集部

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